医療・クリニックの導入事例
「待合の時間が短くなって、患者さんの満足度が上がった」
この記事は、Claude(クロード)を御社の業務に組み込む導入支援サービス『ClaudeNow』を内科クリニックに導入させていただいた、院長 H 先生へのインタビューです。
千葉県内で開業 12 年目の内科クリニック。1 日 80 名の患者対応に対して、受付スタッフ 2 名で回す体制。事務負担が現場の悩みだった。ClaudeNow が個人情報保護法対応も含めて段階導入を担当し、6 ヶ月後の今を院長 H 先生に伺った。
お話を聞いた方
内科クリニック 院長 H 先生
スタッフ 7 名 / 内科 / 千葉県・医療業
BEFORE導入前の課題
受付電話と紙の問診票電子化で受付 2 名が午前中潰れ、院長は診療記録を 21 時まで清書する日々。
AFTER導入後の主な成果
受付の事務時間 60% 減。院長の退勤 21 時 → 18 時半。患者の待ち時間 35 分 → 18 分。
ClaudeNow が予約 → 事前 SMS 問診票 → 診察会話を AI が SOAP 形式に自動下書き、と段階導入を設計。個人情報保護法に準拠した契約・データ扱いまで整備。

01以前は、どんな状態でしたか?
ClaudeNow 編集部
このたびは ClaudeNow をご利用いただきありがとうございました。
まずは今回ご依頼いただいた背景と、開業 12 年目の現場で感じておられた事務負担についてお聞かせいただければと思います。
受付業務のなかで、特にご負担に感じておられた部分はどのあたりだったのでしょうか。
H 院長
予約電話と紙の問診票です。電話は鳴りっぱなしで、問診票は手書きを電子カルテに入力し直す。これだけで受付スタッフが午前中ずっと事務に追われて、患者さんへの声かけに余裕がない状態でした。受付に電話が積み上がっていて、待合室の患者さんがイライラされている、という光景が日常でした。
ClaudeNow 編集部
受付の方の手が止まってしまうと、待合室の空気にも直結してしまいますよね。
診療記録の作成については、先生ご自身が抱えておられたのでしょうか。
H 院長
はい。1 日 80 名の診察記録を夕方にまとめて入力するのが負担でした。診察中にメモ程度を取って、終了後 2 時間ぐらいかけて電子カルテに清書、という流れ。家に帰るのが毎日 21 時を過ぎていて、家族との時間が取れない状況が何年も続いていました。
02ClaudeNow を選んだ決め手は?
ClaudeNow 編集部
ご家族との時間が削られ続ける状況は、長く続けられるものではないですよね。
医療の現場で AI を入れるとなると、私たちもまずコンプライアンスからお話ししないと信頼いただけない領域だと感じています。
複数のベンダーをご検討されたなかで、ClaudeNow を選んでいただけた決め手はどのあたりだったのでしょうか。
H 院長
そうなんです。患者情報の扱いがあるので、ベンダーは慎重に選びました。ClaudeNow さんは、最初の打ち合わせで個人情報保護法とコンプライアンス面の話を一通り説明してくれて、データの扱い方も書面で示してくれた。当院の顧問弁護士にも内容を見せて『これなら問題ない』と言ってもらえたので、安心して進められました。
ClaudeNow 編集部
顧問弁護士の方にもご確認いただけたのは、私たちとしても嬉しいフィードバックです。
実際の導入は段階を踏んで進めさせていただいたかと思いますが、その流れについて先生から見た所感を伺えますか。
H 院長
ええ。ClaudeNow さんが『一気に全部入れずに、現場が慣れてから次に進めましょう』と提案してくれて、最初は予約電話の AI 受付だけ、次に問診票の電子化、最後に診療記録の下書き、という 3 段階。スタッフへの負荷を最小化する設計が組まれていたのがありがたかった。
03ClaudeNow さんは、どんな進め方をしてくれたんですか?
ClaudeNow 編集部
現場が慣れる速度に合わせて段階を組ませていただけたのは、私たちにとっても安心材料でした。
問診票の電子化は紙文化の医療現場では特にハードルが高いところかと思いますが、当時どのように仕組み化を進めていったか、患者さん目線でご覧になっていた変化を伺えますか。
H 院長
ClaudeNow さんが、当院の問診票(A4 で 3 種類)をすべてデジタル版に置き換えてくれました。予約時に問診票の URL を SMS で送って、患者さんがスマホで事前入力。当日は ClaudeNow さんが組んだ AI が内容を要約して、診察室の私の画面に表示する仕組み。年配の方には受付でタブレットを渡して、その場で入力してもらうフォローも ClaudeNow さんが運用設計してくれました。
ClaudeNow 編集部
ご高齢の方へのタブレット運用までセットでお考えいただけて、本当によかったです。
続いて、いちばんお時間を取られていた診療記録の下書きについて、実際の運用感を伺えますか。
H 院長
診察中の私と患者さんの会話を録音して、ClaudeNow さんが構築した AI が SOAP 形式で下書きを作る仕組み。当院の電子カルテとも自動連携してくれていて、私は最後に確認して修正するだけ。診察終了から記録完成まで 5 分程度です。録音データの管理ルール、患者さんへの説明文書まで ClaudeNow さんがテンプレートで揃えてくれた。
04いま、どう変わりましたか?
ClaudeNow 編集部
診察終了から記録完成まで 5 分というのは、現場の感覚として大きな違いですよね。
6 ヶ月運用された今、現場の事務作業の時間にはどのような変化が出ているか伺えますか。
H 院長
受付スタッフの事務作業時間が 60% 減りました。空いた時間で、待合室の患者さんへの声かけや、高齢の方の会計補助に回れるようになった。患者さんからの満足度の声が、目に見えて増えています。
ClaudeNow 編集部
受付の方が患者さんと向き合う時間に戻れた、というのは私たちが目指していた姿そのもので、本当に嬉しいです。
先生ご自身の働き方や、ご家族と過ごす時間に変化はありましたでしょうか。
H 院長
退勤時間が 21 時 → 18 時半になりました。診療記録の清書が終わってから帰る、という生活が変わって、家族と夕食を取れるようになった。これが一番大きい変化です。長く続けるために、本来こうあるべきだったと思います。
ClaudeNow 編集部
ご家族との夕食の時間が戻ったというお話を伺えると、お手伝いさせていただいた甲斐がありました。
最後に、患者さんから直接届いている声や、来院動向の変化があれば教えていただけますか。
H 院長
待ち時間の短縮です。事前問診のおかげで診察がスムーズで、平均待ち時間が 35 分 → 18 分に。Google マップの口コミでも『待ち時間が短くなった』というコメントを多くいただくようになりました。新規患者の来院も増えています。
導入の成果
ClaudeNow 導入前後の比較
医療は段階導入と個人情報の扱いが要。設計フェーズでベンダーをきちんと選べば、現場の抵抗なく進む。
主な連携ツール
電子カルテGoogle CalendarGmail