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藤田智也藤田智也

【2026年版】Notion AI議事録の作り方|ミーティングノートでZoomを録音→要約→タスク化まで自動化

「Notion AIで議事録を自動化したいが、Zoomとの連携手順がわからない」という方向けに、2026年版の最新フローをまとめました。Notionデスクトップアプリの「AIミーティングノート」が会議音声を直接録音→要約→タスク抽出まで一気通貫で実行します。料金・カスタム指示・モバイル対応・現場で使えるプロンプト例まで実務目線で解説します。

【2026年版】Notion AI議事録の作り方|ミーティングノートでZoomを録音→要約→タスク化まで自動化

**Notion AI議事録は、デスクトップアプリの「AIミーティングノート」を使えば、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどの会議音声を直接録音し、文字起こしと要約・タスク抽出まで自動で完結します。**Zoom側のトランスクリプト機能やZapierなどの外部連携は不要で、Notionだけで会議〜議事録〜タスク管理までを1つのワークフローに集約できます。

本記事では、2026年4月時点の最新仕様にもとづき、以下の内容を解説します。

  • AIミーティングノートでZoom議事録を作成する具体的な手順
  • 利用に必要な料金プランと対応プラットフォーム(デスクトップ/iPhone)
  • カスタム指示(Custom Instructions)で出力フォーマットを統一する方法
  • 実務でそのまま使える議事録プロンプトと運用ルール

「会議の文字起こしテキストを手動でコピペする」という旧来のフローはもう不要です。最短ルートで議事録の自動化を立ち上げる前提知識を、ここで一気に押さえましょう。

Notion AIミーティングノートとは|2026年最新仕様の整理

Notion AIミーティングノートとは|2026年最新仕様の整理

AIミーティングノート(AI Meeting Notes)は、Notion AIに搭載された会議特化のアシスタント機能です。会議中の音声をリアルタイムで文字起こしし、終了と同時に要約・決定事項・アクションアイテムをページ内に自動生成します。Notion AIの全体像についてはNotion AIで何ができる?基本機能と使い方ガイドも合わせて確認してください。

2026年4月時点の主な仕様は以下のとおりです。

  • 動作環境: Windows / Macのデスクトップアプリ(バージョン4.7.0以降)。2026年1月のNotion 3.2アップデートでiPhoneでも録音・文字起こしに対応
  • 音声取得方式: PCの「システム音声+マイク」を直接キャプチャ。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsをはじめ、ブラウザ/専用アプリで動作する任意のオンライン会議に対応
  • 対応言語: 日本語を含む16言語(2026年4月時点)
  • 要約のカスタマイズ: 2026年3月リリースの「Custom Instructions」で、要約のフォーマットや観点を組織ごとに固定可能
  • 必要プラン: Business以上(参考価格 月額20ドル/約3,150円・年契約)。PlusプランはAIミーティングノートのトライアルのみ

「Zoomと連携するアプリを別途追加する」「Zoomのクラウド録画を待ってからテキストを取り込む」といった旧来の手順は不要です。Notionデスクトップアプリ単体でZoom会議の議事録化が完結します。

Notion AI議事録×Zoomの最短ワークフロー(2026年版・3ステップ)

Notion AI議事録×Zoomの最短ワークフロー(2026年版・3ステップ)

Zoom会議の議事録をNotion AIで自動化する最短ルートは、次の3ステップで構成されます。Microsoft Teamsを主軸にしている場合は、CopilotでTeams議事録を自動化する手順も同様の発想で参考になります。

ステップ1: Notionデスクトップアプリで議事録ページに「AIミーティングノート」ブロックを追加する

会議用のNotionページを開き、半角スラッシュ/を入力してmeetと打つと「AI meeting notes」が候補に出ます。これを選ぶとミーティングノート専用ブロックが挿入され、録音ボタンとリアルタイムの文字起こしエリアが表示されます。

ステップ2: 会議開始と同時に録音を開始する

ZoomやGoogle Meetを通常どおり起動し、Notion側のブロックで「録音開始」をクリックします。Notionが「この会議は記録されています」と自動通知するため、参加者の同意取得もブロック内で完結します。録音中はマイク音声と相手側のシステム音声を同時に取得し、その場で日本語の文字起こしが進行します。

ステップ3: 会議終了と同時に要約・タスクを自動生成する

録音停止ボタンを押すと、Notion AIが文字起こし全文をもとに「会議の要約」「決定事項」「アクションアイテム」をページ内に自動展開します。生成された議事録は通常のNotionページとして編集・共有・データベース連携が可能で、タスク管理を含むバックオフィス改善については事務職向けAI活用と業務効率化ガイドも合わせてご参照ください。

このフローのポイントは、ZoomとNotionをAPIレベルで連携設定する必要がないことです。Notionデスクトップアプリがインストールされていれば、Zoomマーケットプレイスからの追加導入や録画完了後のテキスト転記は発生しません。

アクションアイテムをデータベースとAgentで自動管理する

アクションアイテムをデータベースとAgentで自動管理する

AIミーティングノートが価値を発揮するのは、抽出されたアクションアイテムを「タスクボード」へ確実に流し込めるかどうかにかかっています。Notion AIは、議事録ページのアクションアイテムを担当者・期限付きでタスクデータベースに同期できます。

実務で安定稼働させるには、以下の設計を推奨します。

  • タスクDBの統一スキーマ: 「担当者」「期限」「ステータス」「関連プロジェクト」をプロパティに固定する
  • 議事録テンプレートの共通化: ワークスペース全体で共通のミーティングノートテンプレートを使い、AIが抽出する見出し(決定事項/アクションアイテム)を統一する
  • Notion Agents(Notion 3.0)との接続: Agentに「議事録の最後のアクションアイテムをタスクDBに自動追加する」指示を登録し、議事録から実行へのバトンを自動化する

これにより、議事録は「読まれて終わる文書」ではなく「組織のタスクパイプラインの起点」として機能します。社内ナレッジ全体への波及効果については生成AIを用いた社内データ活用術も参考にしてください。

カスタム指示で議事録の品質を均一化する

2026年3月にリリースされた「Custom Instructions for AI Meeting Notes」は、要約のフォーマットや視点をワークスペース単位で固定できる機能です。これを使えば、誰がミーティングを録音しても、同じ構造の議事録が自動生成されます。

カスタム指示の設定例

- 議事録の冒頭に「会議目的(100字以内)」を必ず記載する
- 「決定事項」と「アクションアイテム」を別セクションで列挙する
- アクションアイテムは「担当者 / 期限 / 内容」の3項目を1行ごとに必ず含める
- 議論の経過は「主要論点」として箇条書き3〜5点に圧縮する
- 個人名や顧客名は社内表記ルール(例: 顧客は「お客様A」「お客様B」)に揃える

組織ごとの議事録ルールをカスタム指示として保存しておくと、AIが毎回同じテンプレートで出力するため、レビューや横展開が容易になります。プロンプト全般の設計知識はプロンプトエンジニアリングの基礎知識にまとめています。

実務でそのまま使える議事録プロンプトサンプル

カスタム指示が使えないケース(個別の議事録ページで都度フォーマットを変えたい場合など)では、Notion AIの「文章生成」ブロックや/aiブロックに以下のプロンプトを貼り付けて運用すると安定します。

汎用議事録プロンプト

以下の文字起こしテキストをもとに、構造化された議事録をMarkdownで作成してください。
出力フォーマット:
1. 会議の目的・概要(100字以内)
2. 主な決定事項(箇条書き)
3. アクションアイテム(担当者 / 期限 / 内容を必ず含む)
4. 主要論点(議論の流れを3〜5点に圧縮)
5. 保留事項・次回への持ち越し課題

【文字起こしテキスト】
[ここにAIミーティングノートの文字起こしを貼り付け]

営業ミーティング向けプロンプト

以下は商談の文字起こしです。BANT条件(Budget / Authority / Need / Timeline)に沿って情報を整理し、最後に次回打ち合わせまでの社内アクションを5点以内で列挙してください。

【文字起こしテキスト】
[貼り付け]

社内定例向けプロンプト

以下の定例ミーティングの文字起こしを「進捗共有」「課題」「ネクストアクション」の3つに分類し、ネクストアクションのみ表形式(担当 / 期限 / 内容)で出力してください。

【文字起こしテキスト】
[貼り付け]

会議タイプごとにプロンプトを使い分けることで、商談・社内定例・1on1など異なる目的の議事録を、同じNotionワークスペース上で品質を保ちながら運用できます。

Notion AI議事録を現場に定着させる運用ルール

AIによる議事録自動化を現場に根付かせるには、技術導入だけでなく運用ルールの整備が欠かせません。以下のチェックリストを社内ガイドラインに落とし込んでください。

  • 目視レビューを必須化: 文字起こしの精度はおおよそ70%前後とされており、固有名詞や数値の誤認識が起きやすい。会議終了直後にファシリテーターまたは書記担当が決定事項とアサインを必ず確認する
  • 録音同意のフロー整備: AIミーティングノートは自動アナウンスを流すが、社外参加者が含まれる場合は会議冒頭で口頭説明と議事録共有可否を確認する
  • 機密会議の運用ポリシー: 法務・人事・M&Aなど機微情報を扱う会議は、社内規程に従って録音可否を事前判断する
  • 段階的導入: 最初は社内定例から始め、操作と要約品質に慣れたあとで顧客同席の商談や採用面接に展開する
  • 音声データの保管ルール: ローカル保存される音声ファイルの保持期間と削除手順を明記する

組織全体でのAI浸透・現場定着の進め方については、DX組織変革とは?AIが浸透しない3大原因と現場に定着させる5ステップも参考になります。

Notion AI議事録に関するよくある質問(FAQ)

Notion AIは音声から直接文字起こしできますか?

はい、できます。Notionデスクトップアプリ(Windows / Mac)の「AIミーティングノート」が、PCのシステム音声とマイクを直接キャプチャしてリアルタイムで文字起こしを行います。Zoomの録画完了を待つ必要はありません。

Zoomと連携するための設定は必要ですか?

いいえ、Notion側でZoom固有の連携設定は不要です。Notionデスクトップアプリで「AIミーティングノート」ブロックの録音ボタンを押せば、Zoom・Google Meet・Microsoft TeamsなどPC上で動作する任意の会議の音声を取得できます。

無料プランでもAIミーティングノートは使えますか?

いいえ、AIミーティングノートはBusinessプラン(参考価格 月額20ドル/約3,150円・年契約)以上でフル機能が提供されます。Plusプランではトライアル利用に限定されます。

iPhoneやAndroidでも録音できますか?

iPhoneは2026年1月のNotion 3.2アップデートで録音・文字起こしに対応しました。アプリ切り替えや画面ロック中も録音が継続し、終了後に自動で要約が生成されます。Androidの全面対応については2026年4月時点で公式アナウンスはなく、続報待ちです。

議事録の出力フォーマットを組織で統一するには?

2026年3月リリースの「Custom Instructions for AI Meeting Notes」を使うと、要約フォーマットや視点をワークスペース単位で固定できます。「決定事項とアクションアイテムを別セクションで出す」「アクションアイテムには担当者と期限を必ず付ける」などの社内ルールを反映できます。

文字起こしの精度はどの程度ですか?

公開されている第三者レビューでは、音声の文字起こし精度は約70%前後と評価されています。一方で要約の品質は実務利用に十分とされており、「AIで6〜7割の下書きを作り、人間で残りを仕上げる」運用が現実的です。

まとめ|Notion AI議事録で会議〜実行までを1ワークフローに統合する

Notion AIの議事録自動化は、2026年時点で次のステージに入っています。

  • デスクトップアプリ単体でZoom/Meet/Teams会議を直接録音→要約→タスク抽出まで完結
  • 2026年3月のCustom Instructionsで議事録フォーマットを組織横断で固定可能
  • 2026年1月のiPhone対応で出張先や移動中の打ち合わせもカバー
  • Notion 3.0のAgentと組み合わせて議事録〜タスク管理を自動化

旧来の「Zoomで録画→トランスクリプトをエクスポート→Notionに貼り付け→AIに要約させる」という多段ステップは不要です。Notionワークスペース内で会議の発生から実行への落とし込みまでを完結させ、議事録を組織の意思決定スピードを上げる仕組みへと進化させていきましょう。

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