【2026年最新】AI・業務自動化展(Japan DX Week)攻略7ポイント|春・秋・関西・名古屋の開催日程まとめ
AI・業務自動化展(Japan DX Week)2026の開催日程・会場・出展社数を東京ビッグサイト/幕張メッセ/インテックス大阪/ポートメッセなごやの4会場別に整理。事前準備から質問リスト、セキュリティ確認まで、自社に最適なAIツールを見つける7つの攻略ポイントを実例つきで解説します。

AI・業務自動化展は、Japan DX Weekの中核をなす日本最大級のAI・自動化ソリューション展で、2026年は東京ビッグサイト(春・4/8-10)と幕張メッセ(秋・10/21-23)を中心に4会場で開催されます。来場者が多く時間も限られる展示会で自社に最適なツールを見つけるには、事前の課題定義とブースでの具体的な検証が欠かせません。本記事では、2026年の正確な開催スケジュールと、業務自動化の展示会を最大限に活用するための7つの攻略ポイントを、出展規模や質問リストの実例とあわせて解説します。
AI・業務自動化展(Japan DX Week)2026の開催スケジュール
AI・業務自動化展はRX Japanが主催するJapan DX Weekの構成展示会の一つで、生成AI・AIエージェント・RPA・AI-OCR・チャットボットなど、業務自動化に直結するソリューションが一堂に会します。2026年は以下4会場で開催されます。
| 会期 | 開催日 | 会場 | 規模(予定) |
|---|---|---|---|
| 名古屋展 | 2026年2月25日(水)〜2月27日(金) | ポートメッセなごや | — |
| 春展(東京) | 2026年4月8日(水)〜4月10日(金) | 東京ビッグサイト 東1〜3・7・8、西1〜4ホール | 出展約1,100社/来場約57,000名 |
| 秋展(幕張) | 2026年10月21日(水)〜10月23日(金) | 幕張メッセ | 出展約780社/来場約30,000名 |
| 関西展 | 2026年11月18日(水)〜11月20日(金) | インテックス大阪 4・5号館 | 出展約200社/来場約16,000名 |
開催時間はいずれの会場も10:00〜17:00で、入場には公式サイトでの事前登録(無料)が必須です。Japan DX Weekは「AI・業務自動化展」「社内業務DX EXPO」「データドリブン経営EXPO」「現場DX EXPO」の4展で構成され、1度の登録で同時開催のJapan IT Week・営業/デジタルマーケティングWeek・EC/店舗Weekにも入場できます。
業界全体の最新動向として、日本企業の生成AI導入率は2026年時点で大きく動いており、展示会で見るべきテーマも変わってきています。来場前に 【2026年調査】日本企業の生成AI導入率は?活用状況から学ぶ失敗しない6つの戦略 に目を通しておくと、自社が周回遅れか先行しているかの感覚を持って会場を回れます。
事前準備と自社課題の洗い出し

東京ビッグサイトの春展だけでも約1,100社が出展する規模感のため、漠然と会場を歩き回るだけでは自社に最適なツールには出会えません。攻略の第一のポイントは、参加前の目的設定です。
解決すべき業務工数の数値化
自社のどの業務にどれだけの工数がかかっているかを事前に数値化し、解決したい課題を明確にしておきます。
たとえば「月間40時間かかっている営業の議事録作成を半減させる」「請求書の手入力で月60時間使っているのをAI-OCRで月10時間に減らす」といった具体的な目標を立てます。これにより、数あるブースの中から自社にマッチするツールを絞り込む基準が定まり、3日間の会期を有効に使えます。
現場のITリテラシーの把握
ツールを実際に使う現場のITリテラシーを把握しておくことも重要です。どれほど高度なAIツールであっても、現場のスキルに合わなければ定着しません。
現場での具体的な運用イメージを事前に持っておくことで、各ツールの実用性をより正確に評価できます。教育・医療・自治体などの非IT現場でAIをどう浸透させているかは、教員の働き方が面白いほど変わる!教育現場の生成AI活用事例と導入ガイド などの実践事例が参考になります。
デモで確認すべき機能と操作性

2つ目のポイントは、デモ体験を通じた機能の検証です。漠然とブースを回るだけでは、各ツールの表面的な機能説明を聞くだけで終わってしまいます。
実業務に近いシナリオでの検証
ブースでデモを受ける際は、自社の実際の業務に近いシナリオでAIを動かしてもらうことが重要です。用意されたデモデータではなく、自社特有の専門用語やフォーマットに対応できるかを確認します。
AIがどれだけ的確な回答を生成できるかが導入の鍵を握ります。基礎知識として【2026年版】プロンプトとは?意味から学ぶプロンプトエンジニアリング入門|AIエージェントの作り方とLLM活用事例を理解しておくと、ブース担当者への質問の質が上がり、AIの限界を見抜けます。
非エンジニア向けのUI評価
非エンジニアのビジネスパーソンでも直感的に操作できるUIかどうかは、社内定着を左右する重要な要素です。機能の多さだけでなく、現場の担当者が迷わず使えるかを冷静に見極めます。
ある製造業の事例では、多機能なツールからシンプルなUIのツールへ切り替えたことで、社内の利用率が30%から85%へ向上しました。現場の目線に立った操作性の確認が、失敗しないツール選びにつながります。具体的な比較軸については、【2026年版】AIエージェントサービス一覧・徹底比較|失敗しない選び方6つの基準 を参考にしてください。
既存システムとの連携性の確認

3つ目のポイントは、既存システムとの連携性を厳しく見極めることです。単なるトレンド収集で終わらせず、実務に直結するツールを探し出します。
API連携とデータ移行の容易さ
ブースでデモ画面の派手さに目を奪われるのは危険です。必ず自社の既存システム(CRMや社内データベースなど)とシームレスに連携できるかを確認してください。
以下の表は、システム連携時に確認すべき主なチェック項目です。
| 確認項目 | 具体的なチェック内容 |
|---|---|
| APIの有無 | 既存のCRMやチャットツールと連携できるAPIが提供されているか |
| データ形式 | CSVやPDFなど、自社で扱うファイル形式の読み込みに対応しているか |
| 移行コスト | 既存データを取り込む際の初期設定にかかる工数や費用はどの程度か |
| 認証連携 | 自社のSSO(Microsoft Entra ID/Okta など)と連携できるか |
業務フロー短縮の定量的な効果
ブースの担当者に説明を求める際は、自社のリアルな業務フローを提示して質問します。「現在のシステムと連携した場合、月間20時間のデータ入力作業を何時間に短縮できるか」といった具体的な効果をヒアリングします。
あるIT企業では、既存の社内WikiとAIを連携させた結果、社内問い合わせへの対応時間を月間50時間削減(約70%減)することに成功しました。実務への適用イメージを数値で確認することが重要です。
ブースでの質問とサポート体制の確認

4つ目のポイントは、ブース担当者への具体的な質問を通じたサポート体制の確認です。導入後のトラブルを防ぐため、ベンダーの伴走力を評価します。
ブースでそのまま使える質問リスト(サンプル)
各ブースで効率よく必要な情報を引き出すために、事前に質問リストを準備しておくことをおすすめします。以下のサンプルを参考に、自社の状況に合わせてカスタマイズしてください。
- 機能と限界について:「自社の○○という業務フローにおいて、このAIが対応できない例外処理(苦手なこと)は何ですか?」
- オンボーディング支援:「ITリテラシーが高くない現場向けに、導入時の操作説明会や初期設定の代行オプションはありますか?」
- カスタマーサクセス:「導入後、プロンプトの改善や利用率向上のための定期的なミーティングはプランに含まれていますか?」
- 解約とデータ移行:「将来的にツールを乗り換える場合、蓄積したデータはどのような形式でエクスポートできますか?」
- 生成AIの学習除外:「入力データを学習に使わない設定はデフォルトか、明示的にオフにする必要があるか?」
「何ができますか?」という抽象的な質問ではなく、自社の前提条件を伝えた上で「できないこと」や「導入後のサポート範囲」を具体的に聞き出すのがポイントです。
オンボーディング支援とカスタマーサクセスの質
生成AIや自動化ツールは導入して終わりではなく、現場の従業員が日常業務で使いこなせて初めて価値を生み出します。特に非エンジニアのビジネスパーソンが利用する場合、手厚いカスタマーサクセスが不可欠です。
導入後3ヶ月間の伴走支援を受けた企業では、自社単独で進めた企業と比較して、ツールの定着率が2.5倍高くなったというデータもあります。展示会という直接対話の場で、ベンダーのサポート姿勢を総合的に判断します。
セキュリティとガバナンス要件

5つ目のポイントは、セキュリティ要件の確認です。社内で安全に定着させるためのガバナンス機能を見極めます。
学習データの取り扱いと権限管理
社内の機密データや顧客情報を扱う場合、入力したデータがAIの学習に利用されない設定が可能かは必須のチェック項目です。また、部署や役職に応じたアクセス権限の管理が容易かどうかも確認します。
会場では、実際の管理画面を見せてもらい、権限設定の粒度やログの取得機能を自らの手で確かめることが重要です。
プロンプトインジェクション対策
悪意のある入力によってAIが不適切な回答をする「プロンプトインジェクション」への対策状況もベンダーに確認する必要があります。
セキュリティ基準を満たしていないツールを導入すると、重大な情報漏洩につながるリスクがあります。会場で直接エンジニアや営業担当者にセキュリティの仕様を問い詰め、安全性を担保できるツールを選定します。
業務自動化セミナー・カンファレンスの活用と情報整理

6つ目のポイントは、併設されるセミナー・カンファレンスの受講と、収集した情報の整理です。Japan DX Weekでは出展社セミナーに加え、業界キーパーソンが登壇する基調講演や無料カンファレンスが多数開催され、ブースでの製品説明だけでは得られない最新トレンドを体系的に学べます。
目的を絞ったセッション受講
3日間の会期では多数のセッションが並行開催されますが、すべてに参加することは現実的ではありません。自社の課題である「議事録作成の効率化」「経理のAI-OCR活用」など、目的を明確にして受講するセッションを絞り込みます。
人気セッションは事前予約で満席になるため、来場登録と同時に聞きたい講演を確保しておきます。先行企業の成功事例や失敗談を聞くことで、自社での導入プロセスをより具体的にイメージできます。
社内展開に向けた要点整理
セミナーで得た知見やブースで収集した情報は、記憶が新しいうちに要点を整理します。ツールのメリットだけでなく、実際の運用における注意点もセットで共有する必要があります。
導入後にワークフローがどう変わるのか、現場の負担が一時的に増える期間はどの程度かといった要点をまとめます。現場リーダーと合意形成を図ることが、スムーズな運用定着の鍵です。導入でつまずきやすいポイントとその回避策については、【2026年版】AI導入失敗の7大原因とは?コンサル不要で確実な導入効果を出す手順 もあわせて確認しておきましょう。
導入計画と費用対効果の検証
最後の7つ目のポイントは、展示会で得た情報を基にした具体的な導入計画の策定です。単なる機能比較で終わらせず、費用対効果を厳密に検証します。
リードタイムと初期費用の算出
ブースで担当者と話す際は、契約から導入までのリードタイムや、初期費用・月額料金について具体的な数値を交えて質問します。
- 初期費用:アカウント発行費、初期設定サポート費、データ移行費など
- ランニングコスト:月額利用料、追加オプション費、API利用料など
- リードタイム:契約から本稼働までに必要な期間(通常2週間〜1ヶ月程度)
これらの情報を基に、予算内に収まるか、いつから効果が出始めるかをシミュレーションします。初期費用の相場や具体的な内訳については、【2026年版】生成AI導入費用の相場と内訳|最大450万円の補助金と失敗しないステップ を参考にしてください。導入の具体的なステップにお悩みの方は、企業の生成AI導入を成功に導く3つの手順|導入支援の実例でわかる課題解決ガイド もあわせてご確認ください。
人間とAIの協働による生産性向上
自社の業務フローに組み込んだ際の費用対効果や、人間とAIの協働による生産性向上の道筋を整理します。
ある小売業では、AIエージェントの導入により月間120時間の事務作業を削減し、その時間を顧客対応に充てることで売上を15%向上させました。具体的な導入計画へ落とし込むことが、DX推進を成功させる鍵となります。
よくある質問(AI・業務自動化展2026)
Q. AI・業務自動化展の入場料は?
A. 入場は無料ですが、Japan DX Week公式サイトでの事前登録(来場登録)が必須です。当日も登録できますが、混雑時は受付に時間がかかるため、来場前にPCやスマートフォンで登録を済ませておくのが確実です。1度の登録で会期中の同時開催展(Japan IT Week、営業/デジタルマーケティングWeek、EC/店舗Week)にも入場できます。
Q. 何時間あれば一通り回れますか?
A. 春展は約1,100社、秋展は約780社が出展するため、すべてのブースを回るのは現実的ではありません。事前に出展社マップで関心のあるブースを10〜15社程度に絞り込み、半日〜1日で集中的に回るのが効率的です。あわせて聞きたいセミナーがある場合はさらに半日確保し、合計1〜1.5日を目安にすると無理がありません。
Q. 名古屋・関西と東京・幕張で出展企業は違いますか?
A. 主要なAIベンダー・SaaS企業は東京・幕張に集中して出展する傾向があります。名古屋展(ポートメッセなごや)と関西展(インテックス大阪)は出展社数が東京の2割程度にとどまるため、特定ジャンル中心の構成になりやすい点を理解しておきましょう。地方拠点での開催を希望するベンダーが目立つ場合もあるため、移動コストとのバランスで選ぶのがおすすめです。
Q. オンライン参加はできますか?
A. AI・業務自動化展は基本的にリアル開催型の展示会で、会場でのデモ・対面商談が中心です。一部の出展社は会期前後にオンラインセミナーを開催することがあるため、気になるベンダーの公式サイトを事前にチェックしておくと、現地に行けない場合も情報収集できます。
Q. 服装や持ち物の指定はありますか?
A. 服装規定はありませんが、商談を想定するならビジネスカジュアル以上が無難です。会場が広く歩行距離が長いため歩きやすい靴、配布資料用の薄型バッグ、名刺多めの持参(30〜50枚)、スマートフォンと予備バッテリーを推奨します。Japan DX Week公式アプリで来場登録のQRコードを表示できるよう、事前にダウンロードしておきましょう。
まとめ|2026年のAI・業務自動化展で成果を出す3つの軸
AI・業務自動化展(Japan DX Week)2026は東京(4/8-10)、幕張(10/21-23)、関西(11/18-20)、名古屋(2/25-27)の4会場で開催され、最大規模の春展だけでも約1,100社が出展します。会場の規模が大きいほど、漫然と回るのではなく戦略的なアプローチが成果を分けます。
本記事の7つのポイントを踏まえると、特に重要なのは以下の3軸です。
- 徹底した事前準備:自社の課題と判断基準を数値化し、訪問するブースを10〜15社に絞る。
- 積極的なデモ体験と質問:セキュリティ、UI、既存システムとの連携など、運用を見据えた具体質問で本質を見抜く。
- セミナー活用と要点整理:基調講演で最新トレンドを押さえ、収集情報は当日中に社内展開用にまとめる。
これらのステップを踏むことで、約1,100社の中から自社に最適なAI・業務自動化ソリューションを見つけ出し、組織の生産性を飛躍的に向上させることができます。来場登録は公式サイトから無料で行えるため、関心のある会期を決めたら早めに事前登録を済ませ、出展社マップで訪問ルートを設計しておきましょう。




